主題歌 コブクロ 君という名の翼 レガッタ 2006年 7−9月 朝日 連続ドラマ

レガッタの主題歌「君という名の翼」を歌う「コブクロ」とは

コブクロのプロフィール

コブクロとは、小渕健太郎(こぶち けんたろう)と黒田俊介(くろだ しゅんすけ)の2人組のJ-POP・フォークデュオを指す。

小渕健太郎は、1977年3月13日生まれ。ギター・コーラス 、宮崎県出身。O型。身長168.2cm。宮崎県立宮崎工業高等学校卒。
黒田俊介は、1977年3月18日生まれ。ボーカル、大阪府堺市(現在の)堺区出身。O型。身長193.4cm。大阪体育大学浪商高等学校出身。野球部に所属していた。

1998年5月、セールスマンの傍ら、路上ライブをしていた小渕と、大阪府堺市(現在の)堺区の商店街でストリート・ミュージシャンをしていた黒田が、堺の銀座通り商店街で出会い意気投合。ユニット名は、2人の名字、小渕(コブチ)と黒田(クロダ)から名づけた。ちなみに小渕が黒田に初めて作った曲の歌詞カードに「コブチとクロダでコブクロでええか」と書いていたのがきっかけ。SPOON(スプーン)という候補もあった。フォーク以外もでき、ナイフ(ロック)みたいに鋭くないため。

二人が初めて作った曲は「桜」である(インディーズ盤Root of my mind・5thアルバムNAMELESS WORLDに収録)。二人の身長差は25cmあり、黒田が大柄で小渕が小柄であると思われているが、黒田が193cm、小渕が168cmとそれ程小柄という訳ではない(爆笑問題やナインティナインはその逆のケースと言える)。

2001年、「YELL〜エール〜」でメジャーデビュー。オリコン4位のヒットとなった(彼らの地元大阪チャートでは、1位を獲得)。この頃は19やゆずに次ぐ「第三のネオ・フォークデュオ」と言った紹介がなされていた。

2004年に歌手でタレントの所ジョージと組んでトコブクロも結成している。

2005年、「ここにしか咲かない花」がシングルとして自身最大のセールスを記録し、「桜」で自己最高初動セールスを記録。アルバム「NAMELESS WORLD」がオリコンウィークリーチャートで1位を獲得。NHK紅白歌合戦に初出場(歌唱曲は「桜」)。

2006年5月6日、初の武道館公演を行う。

多くのミュージシャンとの交流がある。佐藤竹善とはスターダストレビューの「木蘭の涙」をカバーもしている。また馬場俊英の再デビューシングル「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のレコーディングにも参加。 ちなみに、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」は自身のアルバム「MUSIC MAN SHIP」でカバーしている。

小渕は渡辺美里、矢野真紀、夏川りみに楽曲提供、竹仲絵里のシングル「サヨナラ サヨナラ」のプロデュースをしている。また前述の馬場との共作で「三つ葉のクローバー」という曲も作った。この曲は双方のライブで歌われているが、音源化の予定はない。

Kiroroと親交が深く、「KiroroKobukuro」というイベントライブも開催。

Boyz II Menが自身の邦楽カバーアルバムで「ここにしか咲かない花」をカバーしている。

オフィスコブクロという個人事務所に所属しているが、研音と業務提携している。

ライブやメディア上でのトークの面白さに定評があり、ナイナイサイズ!に出演した際にはナインティナインに「M-1グランプリに出ろ」と言われていた。

小渕は高校卒業後大阪で就職していたが、セールスマンをしながら弱冠20歳で主任に昇格し、多くの部下を抱えていたと言われる。音楽活動専念の為退社すると言ったときには、会議室に閉じ込められ8時間もかけて説得された。現在のトークもセールスマン時代に培われたもの。また、黒田はテレビゲームが趣味で、スキマスイッチの常田真太郎にウイニングイレブンで勝負を挑まれた。さらに小渕はダーツにはまっていて、ダーツの大会にも参加したことがある。

彼等の昔からのファンをコブファミと呼ぶ。これはFM802のDJ・ヒロ寺平が命名した。

コブクロがメディアに出るきっかけになったのは、京都で路上ライブをしているときにKBS京都で活躍する森脇健児から「自分ら歌うまいなあ。ラジオで歌って見いひんか?」と声をかけられたのがきっかけである。

シングル

YELL〜エール〜/Bell (2001.3.22)
轍−わだち− (2001.6.20)
YOU/miss you (2001.11.21)
風 (2002.2.14)
願いの詩/太陽 (2002.7.10)
雪の降らない街 (2002.11.13)
宝島 (2003.4.9)
blue blue (2003.8.27)
DOOR (2004.5.12)
永遠にともに/Million Films (2004.10.14)
ここにしか咲かない花 (2005.5.11)
桜 (2005.11.2)
君という名の翼(2006.7.26)

「君という名の翼」について

2006年07月26日発売
ワーナーミュージック・ジャパン WPCL-10330
タイアップ: ANB系ドラマ「レガッタ」主題歌

作詞 小渕健太郎
作曲 小渕健太郎
編曲 コブクロ

しっかりと練り上げられた彼らの世界観はここでも健在。「君という名の翼」を聴くと、まだ見ぬドラマの一場面がありありと目の前に浮かんでくるから不思議。力強く優しいメロディとハーモニー。彼らのすごさを思い知らされるナンバーである。